300万円の借金が個人再生で三分の一に

長く続いたデフレから、インフレになりつつある昨今、投資に目がいく若者はたくさんいます。
特に、スマートフォンがあると24時間いつでもどこでも投資活動にいそしむことができ、よくも悪くも環境が整っています。

今年社会人1年目のT君は、そんなスマホから投資デビュー組です。
社会人一年目、初めてのボーナスと月々の預金をもっと活用できないかとスマートフォンをつかった投資を始めました。

始めは、順調だったT君ですが、長く続けるといずれ負けてしまうのが投資の常です。
一度の負けを借金で取り戻そうとしました。
d5ca88a71d51fa0d33d686b9661bd21b_s
また、リスク分散の為に、投資の形態にバリエーションを持たせることにしました。
しかし、この時海外の投資会社と取引した為に、配当金を引き出せないという状態に陥ってしまいました。

借金をして投資したうえに、資金の一部は回収不能となったのです。
結果として、一度の負けが2度になり、3度になりとカードローンを重ねて行きました。

社会人3年目を迎える頃、T君は、全ての株を売っても損失が300万円までに膨れ上がっていました。
利息を支払うために借り入れる状況になり、夜も眠れないくらいの圧迫感を感じるようになってきました。

T君は、眠れない夜が続いたある日、債務整理の決心をします。
利息や返済が滞ると、給与の差し押さえなども考えられるため、心身の健康を維持する為にも借金返済への支援が必要だと弁護し事務所の門を叩いたのです。

弁護士と話し合った結果、T君は、個人再生手続きを申請することにしました。
個人再生手続きなら、T君の借入原因による免責不許可にあたらないからです。

T君の場合、300万円の借金なので、個人再生手続きにより返済額が100万円となる可能性があります。

T君が選択した手続きは、小規模個人再生です。T君の債権者が意義を申し立てる可能性が低かったことと、比較的収入の多いT君の状況では、可処分所得の2年以上という給与所得者再生では、弁済額が多くなってしまうからです。

T君の再生計画は無事認可され、債務が減額されました。
個人再生によりT君は、弁済の目途がたちました。
不眠症もなおり、無理の無い返済サイクルで粛々と完済への道を歩んでいます。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ