法的手段を行使して債務を返しやすくする

20代の3人の女の子は、学生時代に「服飾」という趣味を通じて仲良くなりました。
そのうち、趣味が高じて服飾ブランドを立ち上げようということになりました。

しかし、20代といえば、それぞれが人生の大イベントにであう世代です。
3人チームは、1枚岩という訳には行きませんでした。

結果として、最も服飾作りに燃えていたA子さんが、インターネットを通じた服飾販売をスタートさせました。
ブランドの立ち上げ自体は、インターネットの時代でもあり順調に進みました。


しかし、生産を増やして行く過程で、売れる商品をタイムリーに提供する難しさに直面します。
生産を他者に依頼するようになった段階で、作り手の個性と生産する側の都合が折り合わなかったのです。
3人のチームは、お互いを励まし合いながら共通の夢を育てていました。
チームの仲間は、ブランドを会社にすべく、A子さんを応援していました。
しかし、夢半ばにしてブランドは立ち行かなくなってしまいます。
A子さんは、知人からの借入、キャッシング等で運転資金をまかなっていましたが、その連帯保証人は、他の2人が担っていたのです。

 

 

一括返済のリスクを減らす法的手段

法人化していれば、民事再生などの手段がありますが、彼女たちは、まだ法人化する前の段階です。

ここでの問題は、借入はA子さんが行っていても、連帯保証しているため債務返済は3人に降り掛かっています。
ブランドを潰すと選択(A子さんが破産するなどの債務整理をする)しても、連帯保証人になっている他の二人に返済の問題が残ります。

そこで、今回は、A子さんが個人再生手続きをすることで問題を解決する事にし、他の二人についても個人再生手続きを進めるか、任意整理をするなどの策をこうじます。

今回の場合は、A子さんが個人再生手続きを開始し他の二人については、弁護士が代理人となり任意整理を行うことにしました。
これにより、連帯保証人が一括返済を求められるリスクを減らすのです。

弁護士が委任整理を依頼された場合、委任整理が成立するまで債権者からのいわゆる取り立てをうけることはありません。
3人は、ブランドを育てられませんでしたが、債務を減らし再生の道を歩み始めました。

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